不動産投資に興味を持つ人

思い込み1 投資を始めるには、大資産を所有している必要がある

不動産は、おそらく、普通に生きていて扱うことのある商品の中で、最も高価なものです。そのような商品を扱うのだから、当然、元手となるお金も比例して莫大なものとなるだろう、私は大金持ちではないのだから、もっと小規模で安価な商品に投資をすべきだ……。このようなイメージを、多くの人が持っていると思います。確かに、ある物件を所有するのに必要な費用は、何億、何十億円とかかります。そのような必要費用を、一人で用意することは、すでに資産家となっている人にしか、できないことです。一人で用意するならば、です。

不動産投資に限らず、高額投資において、提携者、パートナー、出資者を募るというのは一般的な方法です。

例えば、高名なアメリカの不動産投資者の最近の取引事例では、不動産買収の総費用は9,000,000ドル、頭金として、2,000,000ドルが必要でした。しかしこの投資者は、頭金の自己負担額をゼロにして、取引を行いました。他の投資家たちから頭金を集め、その額に応じて、不動産の権利を分け与えたのです。権利の大部分が、共同出資者に分割されました、しかし、彼の利回りは10パーセント、つまり900,000ドルになります。もちろん、扱う不動産が非常に高額であるから、その権利のごく一部しか所有していなくとも、十分に割のいいリターンが得られるのです。共同出資者を集めることは、取引の規模を拡大することを可能にするので、同じ元手を用いた場合でも、一人で不動産を所有するより、何倍、何十倍、何百倍という成果の獲得を可能とするのです。のみならず、権利の分担は、あなたが一つの物件に対して抱えるリスクの分散も意味します。すでに大きな資産を持つ投資者が、それでも共同出資の形を選ぶことの理由は、ここにあります。