不動産投資に興味を持つ人

不動産投資に対する〈思い込み〉を捨てる

不動産投資についての一般的なイメージ、それらはたいていの場合、リスクの大きさやその困難さ、成功する確率の低さを強調し、不動産投資に興味を持つ人々の足を、すくませてしまいます。あるいは反対に、リターンの莫大さ、少ない賭け金、苦労なくお金儲けができる、というように、不当なまでに誘惑的な言葉で、リサーチ不足なままでの気軽な投資を、後押しします。前者は不動産投資のリスクの優位を、後者はリターンの優位を過剰に喧伝することで、実際の不動産投資業界の事情を、興味を持つ人々に事実の通りに伝えることを、妨げているものです。

不動産投資を始めてみたい、興味があるが、リスクが怖くて手が出せないという人、または、小さな投資で莫大な利益の得られる、割のいい金のなる木だと考えている人。このような二つの過信は、どちらも誤りです。不動産投資には、どちらの面もあります。つまり、それなりのリスク、リサーチ、作業、努力は間違いなく必要である。しかし、それらを適宜、程よく実行すれば、驚くほどリターンの大きな、割のいい投資である。つまり、必要なリスクはどれほどのものかということ、そのようなリスクを割いて得られるリターンはどれほどのものか、ということを、実際のケースから、実情の記された資料から、そして不動産投資の世界の中にいる人々の口から、事実として過不足なく把握することが大事なのです。

そのためにまず、一般的に不動産投資が持つイメージのうち、偏見や憶測、もしくは同業者のデマに類するものを見抜き、それらがどのように誤っているか、ということを知る必要があります。不動産投資が持つ、思い込みや偏見から形作られた誤ったイメージを理解し、まずは不動産投資のありのままを見るための、最初のステップとしましょう。